オープンソースプロジェクトの変更を視覚化する「Open Repos」

 米GitClearは12月4日、無料のツール「Open Repos(Oreps)」を発表した。人気のオープンソースプロジェクトについて、リリース間のコードベースの変更を視覚化することで開発者が貢献しやすくすることを狙う。

 GitClearはGitリポジトリの分析などを通じて開発者のパフォーマンスを指標にするサービスを提供するベンチャー企業。

 Opne Reposはオープンソースプロジェクトのリポジトリを読み、貢献するのを容易にすることを目的に開発した無料のツール。そのものはオープンソースプロジェクトではない。追跡するオープンソースはTensorFlow、Ansible、Visual Studio Code、Angular、React、FreeBSDポートツリーなど多数。

 PRになるコードなど、一時的なコードを高速にブラウズできる「Commit Activity Browser」、どこで作業が行われているのかを把握できるディレクトリブラウザ、そしてリリース間での変更箇所をすぐに把握できる機能を備える。

 Open Reposはベータ版にアクセスできる。今後の計画として、Github Sponsors、GitLabとの統合、データAPIの提供などを予定しているという。

米GitClear
https://www.gitclear.com/

Open Repos
https://www.gitclear.com/open_repos