Gitリポジトリベースのプロジェクト管理ツール「GitLab 11.5」発表

 オランダGitLabは11月16日、Gitリポジトリをベースとするプロジェクト管理/コラボレーションツール「GitLab 11.5」を発表した。リリースは11月22日を予定している。有償のEnterprise EditionではAmazon Elasticsearchのサポートが5.6/6になるなどの変更が加わっている。

 GitLab 11.5は、10月に公開したバージョン11.4に続く最新版。11月22日に公開予定で、現行版は10月後半に公開された「GitLab 11.4」。

 大きな変更として、Amazon Elasticsearchのサポートがバージョン6となり、5系は5.6以上となった。ElasticsearchはApache Luceneベースの検索システム。GitLabではEnterprise Edition 8.4より導入している。

 Elasticsearch 6では、インデックスに単一の型しか定義できず、マッピング型の削除、親と子の関係をjoinデータ型で確立するなどの変更が加わっている。バージョン5.6との互換性については、Joinが利用できる最初のバージョンであることなどを挙げている。

 なお、Elasticsearch 5.5以前のサポートは廃止された貯め、GitLabのアップグレード前にElasticsearchのアップグレードの準備が必要と注意している。

オランダGitLab
https://gitlab.com/