「virt-viewer 7.0」が公開、Windowsインストーラーを実験導入
仮想マシンビューア「virt-viewer」の開発チームは7月27日、最新版となる「virt-viewer 7.0」をリリースした。Windowsインストーラーが実験的に加わったほか、バグも多数修正されている。
Virt-Viewerは、Daniel P. Berrange氏が中心となるVirtual Machine Managerプロジェクトの支援ツールの1つ。軽量のUIを持ち、SPICE(Simple Protocol for Independent Computing Environments)/VNXを経由して仮想化されたゲストOSを視覚的に表示して管理できる。
virt-viewer 7.0は2017年8月に公開されたバージョン6に続く最新版。バグ修正が中心だが、Windowsインストーラーが実験的に加わった。x86とx64を用意している。Windows関連では、libvirtのmingwポートの修正により、Windowsビルドのvirshおよびvirt-viewerバイナリとlibvirtdとの接続がきちんとできるようになったという。
このほか、libgovirtの要件チェックを強化し、spice-gtkの最小要件は0.35以上となった。起動中のVMがない時のエラーメッセージ改善などの強化が加わっている。
Virtual Machine Manager
https://virt-manager.org/