韓国LGが「webOS」をオープンソースに
韓国LGは3月19日(韓国時間)、スマートTVで採用している「webOS」をオープンソースにする計画を発表した。コンシューマー分野と産業分野での受け入れを促進するのが狙い。
webOSは2009年にPalmが開発したモバイル端末向けのOS。HTML5、CSS3をサポートし、Linuxカーネルベースのマルチタスクを特徴とする。
その後HPがPalmを取得し、2011年にオープンソースプロジェクトにした。LGは2013年にwebOSを取得、これまで主としてスマートTVで利用してきた。今回LGは、「webOSは成熟し、安定したプラットフォームになった。TV以外のデバイスでも使える状態になった」と記している。
オープンソース化では韓国政府の協力も受けることになっており、韓国のITセクター開発に責任を持つ科学技術情報通信部の下にある韓国情報通信産業振興院(NIPA)が推奨するスタートアップの中からビジネスの提案を求めるという。
webOS Open Source EditionはプロジェクトのWebサイトより入手できる。
webOS
http://webosose.org/