Ubuntuベースの「Bodhi Linux 4.0」が登場

 Bodhi Linux開発チームは10月29日、UbuntuベースのLinuxディストリビューション「Bodhi Linux 4.0.0」を公開した。32ビット版および64ビット版をプロジェクトのWebサイトより入手できる。

 Bodhi LinuxはUbuntuの長期サポート版(LTS)をベースに、デスクトップ環境としてEnlightenment DR17ベースのMoksha Desktopを採用するデスクトップ向けディストリビューション。Bodhi Linux 4は、2015年2月に公開されたBodhi Linux 3系に続くメジャーリリースとなる。Ubuntuは”Xenial Xerus”こと16.04.1 LTSを、Mokshaは最新のMoksha 0.2.1を採用する。Linuxカーネルは4.4、EFLは1.18.1となる。

 スクリーンショットモジュールを強化し、撮影したスクリーンショットの自動保存などの機能が加わった。メインメニューも簡素化し、クリップボードマネージャ、新しいテーマセクションなども加わった。GTK/QTアプリケーションとの統合を強化し、デュアルスクリーン対応も強化した。

 なお、3系の最新版である3.2.1から4.0へ直接アップデートはできず、再インストールが必要。なお3系は2019年4月までサポートされるため、すぐに4系に移行する必要はないとも記している。

Bodhi Linux
http://www.bodhilinux.com/