「GitLab 8.10.5」リリース

 オランダGitLabは8月10日、Gitリポジトリ/プロジェクト管理ツールの最新版「GitLab 8.10.5」を公開した。

 GitLabはGitリポジトリ管理、コードレビュー、イシュートラッカー、Wiki、継続的インテグレーションなどの機能を提供するプロジェクト管理ツール。メッセージングツールの「Slack」やイシュートラッカー「JIRA」などとの連携機能も備え、チームでの構築や実装を支援する。無償で公開されるCommunity Editionのほか、有料のEnterprise Editionも提供されている。

 GitLab 8.10.5は、7月に公開したバージョン8.10のポイントリリース。8.10ではdiffの改善が行われたほか、ブランチが誤操作により削除される事態を防ぐためのワイルドカードベースの自動ブランチ保護など、マージを確実に手軽に行う工夫が多数加わっていた。

 8.10.5では、メンバーテーブルで一部タイムスタンプがない問題を修正するデータマイグレーションが加わった。また、ソースNGINXテンプレートの問題など、細かな修正が加わった。

 GitLab 8.10.5はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

GitLab
https://www.gitlab.com/