米Microsoft、クロスプラットフォーム対応ネイティブアプリ生成ツール「ManifoldJS」を発表
米Microsoftは4月30日(米国時間)、オープンソースのWebアプリケーション開発ツール「ManifoldJS」を発表した。Node.jsで動作するツールで、Windowsだけでなく、iOSやAndroid、Chrome、Firefox OSに対応するWebアプリケーションを生成できるという。現在バージョン0.0.5が公開されている。
ManifoldJSは標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)が定義する、Webアプリケーション開発で利用するメタデータ「Manifest for Web Apps」を利用し、さまざまなプラットフォーム向けにアプリケーションを生成するツール。対応プラットフォームはiOS、Android、ChromeFireFox OS、Windows 8.1およびWindows 10。
ManifoldJSを利用することで、サイトのメタデータ情報からそのサイトをアプリ化できるという。Webサイトをアプリとして扱う機能を備えているプラットフォームではそれを利用し、そうでない場合はアプリケーションフレームワーク「Apache Cordova」を利用してアプリ化を行う。開発者はマニフェストファイルにフォーカスするだけでよく、シンプルにマルチプラットフォームアプリケーションを構築できるとしている。
ManifoldJSはプロジェクトのWebサイトより入手できる。安定版(バージョン0.0.5)と開発版(バージョン0.1)がある。ライセンスはMIT License。
ManifoldJS
http://www.manifoldjs.com/