「PHP 5.5.7」がリリース、OPCache強化やセキュリティ修正などが行われる

　スクリプト言語PHP開発チームは12月12日、5.5系の最新版「PHP 5.5.7」を公開した。バグ修正が中心のメンテナンスリリースで、同時に5.4系と5.3系も最新版がリリースされている。

　5.5.7は6月にリリースされたバージョン5.5系の最新版で、11月に公開された5.5.6に続くバージョンとなる。変更点としては、ビルトインWebサーバーのCLI Web ServerでMIMEタイプが追加されるなどの強化が行われている。また、getallheaders()とapache_response_headers()といった関数も実装された。

　このほか、5.5で導入された高速化のためのモジュール「OPCache」で起動中に変更が発生した際にキャッシュがクリアされないバグなど、3件の修正が加わった。OpenSSLではメモリ破損につながるバグが修正されている。

　5.4系の最新版「PHP 5.4.23」、5.3系の最新版「5.3.28」もOpenSSLのバグなどが修正されている。

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