WindowsやLinuxで動作するQtベースのMarkdownエディタ「CuteMarkEd 0.8」

 Markdownエディタ「CuteMarkEd」開発チームは11月3日、最新版「CuteMarkEd 0.8」を公開した。テーブル挿入などの新しいツールが加わっている。

 CuteMarkEdはGUIでMarkdown文書をグラフィカルに作成できるエディタ。HTMLライブプレビュー、数式サポート、コードシンタックスハイライト、スペルチェック、2ペイン表示などの機能を備える。HTMLとPDFでのエクスポートも可能。ドイツの開発者Christian Loose氏が中心となって開発を進めている。GUIフレームワークにはQtを採用、WindowsやLinuxなどで動作する。

 最新版は「Qt 5」、Markdownのシンタックスハイライト「PEG Markdown Highlight」などをベースとし、Markdownドキュメントをテーブルに挿入するツールや画像を挿入するツールがそれぞれ加わった。ダイアログベースでサイズや列、行などを定義でき、容易に挿入できるという。

 また、Markdown Extraスタイルの脚注をサポートし、メニューから水平・垂直レイアウトを切り替え可能になった。このほか、オフラインでのコードハイライト機能のサポートなどが加わり、バグも2件修正した。

 プロジェクトのWebサイトからソースコードやWindows向けインストーラを含むバイナリを入手できる。ライセンスはGPL。

CuteMarkEd
http://cloose.github.io/CuteMarkEd/