米ZendがAPIビルダー「Apigility」を公開
米Zend Technologiesは10月8日(米国時間)、RESTful APIを構築するためのフレームワーク「Apigility」をオープンソースで公開した。API中心のアーキテクチャを持つことでアプリケーションの開発を柔軟に行え、迅速な配信が可能になるとしている。
Apigilityは「ベストプラクティスに基づく高品質なAPI」を構築するためのフレームワーク。PHPで実装されており、アプリケーションフレームワークとしてZend Frameworkを使っている。RESTful APIの構築と管理のためのインターフェイスを備え、エラー処理、バリデーションとフィルタリング、コンテンツネゴシエーション、バージョニングなどの機能を持つ。
API主導でアプリケーションを構築することで、クライアントとサーバーのプレゼンテーションロジックを分離でき、柔軟性を大きく改善できるとZendは強調している。PC/Webとモバイルなどさまざまな端末で動くアプリケーションや、さまざまなバックエンドシステムと連携する複雑なアプリケーションを容易に構築できるという。
ApigilityはプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Apigility
http://apigility.org/
米Zend Technologies
http://www.zend.com