MicrosoftらがJavaScriptコードの自動テストサービス「BrowserSwarm」を公開

 米Microsoftは9月26日、JavaScriptコード向けの互換性テストツール「BrowserSwarm」ベータ版を公開した。クラウド型のサービスで、JavaScriptコードのWebブラウザおよび端末互換性検証が行える。

 BrowserSwarmは、MicrosoftのInternet Explorler(IE)チームが米AppendToおよびSause Labsと協業して作成した、JavaScriptフレームワークやライブラリのWebブラウザ互換検証を行うオープンソースプロジェクト。Web開発者の検証作業を軽減することを目的としている。AppendToはjQueryのトレーニングや支援を行う企業で、Sauce Labsはクラウドベースのクロスブラウザテストを提供する。

 BrowserSwarmではGitHub上のコードレポジトリと連携し、リポジトリを更新するとユニットテストフレームワークのQUnitを使用して自動でテストを実行する。テストが終わると修正すべき箇所のリストを表示するという。SauceLabsのWebブラウザ自動化技術を利用しており、テスト環境を保存して再利用するなどのことも可能。テストに使用できるWebブラウザはInternet ExplorerおよびFirefox、Google Chrome、Safari、Opera。ユニットテストフレームワークについても今後拡充するという。

 BrowserSwarmはプロジェクトのWebサイトより利用できる。

BrowserSwarm
http://www.browserswarm.com/

米Appendto
http://appendto.com/

米Microsoft
http://www.microsoft.com/

米Sauce Labs
https://saucelabs.com/