JavaScriptユニットテストツール「QUnit 1.11」リリース
JavaScriptユニットテストフレームワーク「QUnit」開発者のJorn Zaefferer氏は1月24日、最新版「QUnit 1.11.0」をリリースした。
QUnitはWebブラウザ上で実行できるJavaScriptユニットテストツール。jQueryライブラリのテストを目的として開発されたが、2009年にjQueryへの依存性を切り離し、単体で利用可能なテストテストフレームワークとなった。オリジナルの開発者であるJohn Resig氏とZaefferer氏が中心となり、jQuery Foundationのプロジェクトとして開発が進められている。
QUnit1.11.0は2011年10月にリリースされたバージョン1系の最新版となる。テスト対象のオブジェクトの情報からテストスイートに名前を付けられるCompositeアドオンの導入やJUnitLoggerアドオンのリライト、propEqual/notPropEqualメソッドの導入、テストを非同期にロードするためのテストの追加、各テストごとの情報を表示できるランタイムディスプレイの追加などが行われている。
QUnitは同WebサイトやNode.js向けパッケージマネージャであるnpmなどから入手できる。ライセンスはMIT LIcense。
QUnit
http://qunitjs.com/