米TypeSafe、「Akka」や「Play」向けの開発ツール「Typesafe Activator」をオープンソースで公開

 米TypeSafeは8月12日、JavaもしくはScalaでスケーラブルなアプリケーションを作成するためのプラットフォーム「Typesafe Platform」に向けた開発ツール「Typesafe Activator」をオープンソースで公開した。21種類のテンプレートアプリケーションを含む最新の開発者プレビューもリリースされている。

 Typesafe Platformは、Java仮想マシン(JVM)で動作するイベント駆動型のアプリケーションを構築するためのツールキットである「Akka」やWebアプリケーションフレームワーク「Play」などを含む開発プラットフォーム。今回発表されたTypesafe Activatorは、これらを利用した開発を支援する統合開発環境(IDE)となる。コマンドラインから実行できるツールや、Webブラウザから操作できるGUIコンソールを利用して容易にアプリケーションを構築できるという。利用にはJDK 6以上が必要。

 Typesafe Activatorの開発者向けプレビュー版は約3か月前に公開が開始されていた。今回公開された新たな開発者向けプレビュー版ではコマンドラインランチャやHTMLおよびJavaScript UI、Play Frameworkベースのサーバーなどが含まれており、またソースコードもオープンソースで公開されている。ライセンスはApache License 2.0。開発者向けプレビュー版では新たに拡充された21種類のテンプレートも用意されており、これを利用してすぐに開発を開始できるという。

Typesafe Activator
http://typesafe.com/activator

米TypeSafe
http://typesafe.com/