リアルタイムWebアクセス解析ツール「Piwik 1.9」リリース、トラフィック分析機能の強化などが特徴

 リアルタイムWebアクセス解析ツール「Piwik」開発チームは10月16日、「Piwik 1.9」を公開した。サイト訪問者が「どこから来てどこに行くのか」を測定するためのプラグインなど、ユーザーから要望が多かった機能が導入されている。

 PiwikはPHPで実装されたWebアクセス解析ツール。Webページにトラッキング用のJavaScriptコードを埋め込むことでトラッキングを行う。米Googleの「Google Analytics」の代替となるツールを目指しており、ユーザーは自分が管理しているサーバー上でPiwikを動かすことで、ログデータを第三者に渡すこと無くアクセス解析を行える。

 Piwik 1.9は6月に公開されたバージョン1.8以来のメジャーリリースで、3つの新機能が加わった。1つ目は、ユーザーがどこから来てどこに行ったのかを追跡するプラグイン「Transition」で、検索エンジン、サイト内のほかのページ、URLの直接入力といったページへの流入経路や、ページの閲覧後どこに移動したのかといったトラフィックの流れを正確にわかりやすく表示できるという。検索に使われたキーワードやリファラ、どのページから別のサイトに行ったのか、といった詳細情報も把握できる。

 2つ目の新機能は、Webサイト内検索の利用についての情報を収集する「Site Search」となる。サイト内の検索で利用したキーワード、検索結果のなかったキーワード、検索語最初に訪問したページ、利用した検索カテゴリなどの情報を収集・表示する。3つ目は、訪問者の国や都市をより正確にレポートする「GeoIP」の統合となる。

 これらに加え、グラフの表示範囲について30日/1週以外の設定も可能となり、グラフそのものにも細かな調整を加えて改善したという。

 Piwik 1.9はプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。ライセンスはGPLv3。開発チームによると、1.9ではデータベースのスキーマ変更が行われているため、アップデートの際に注意が必要という。

Piwik
http://piwik.org/