3.5系のメンテナンスリリース「LibreOffice 3.5.6」が登場

 The Document Foundationは8月15日、3.5系のメンテナンスリリースとなる「LibreOffice 3.5.6」を公開した。3.5系ユーザーに対し、最新版にアップデートするよう推奨している。

 LibreOffice 3.5.6は、2012年2月に公開した3.5系の最新メンテナンスリリース。Document Foundationは今月初めにメジャーアップグレード版となるバージョン3.6をリリースしており、3.5は保守的ユーザー向けと位置付けられている。

 修正されたバグの数は60以上で、特定のRTFドキュメントを開いたり保存する際にクラッシュを引き起こすバグや、Mac OS Xでアクセシビリティオプションを有効にしている際にクラッシュするバグなど、多数のバグが修正された。RTFファイルのインポート時に画像が適切に表示されない問題の修正やフォントフォールバックの表示高速化など、細かな修正も行われている。

 WindowsおよびMac OS X(IntelおよびPowerPC)、Linux向けのバイナリおよびソースコードが公開されており、LibreOfficeのプロジェクトページより入手できる。ライセンスはLGPLv3。

The Document Foundation
http://www.documentfoundation.org/

LibreOffice
http://www.libreoffice.org/