安定性を強化した「LibreOffice 3.5.5」がリリース

　The Document Foundationは7月11日（ドイツ時間）、オープンソースのオフィススイート「LibreOffice 3.5.5」をリリースした。安定性を強化したメンテナンスリリースとなる。Windows、Mac OS X、Linux向けのバイナリが用意されており、プロジェクトのWebサイトより入手できる。

　LibreOffice 3.5.5は、2月にリリースされLibreOffice 3.5系で5回目のアップデートとなる。目立った新機能はなく、セキュリティ関連を含むバグ修正や細かな機能改善がメインで、安定性が強化されているという。また、表計算の「Calc」とプレゼンテーションの「Impress」では一部機能改善も含まれている。また、サードパーティフォントのインポートやエクスポート、フォントの処理などが強化された。たとえば、RTFのインポート/エキスポートでは、クラッシュにつながるバグをはじめいくつかの修正が加わっている。

　開発チームは、現在開発中の次期版「LibreOffice 3.6」を数週間以内にリリースすることも合わせて発表している。

The Document Foundation
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「LibreOffice」ダウンロード
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