PostgreSQL 8.2/8.3/8.4/9.0/9.1系でバグ修正版リリース、8.2系については「最終版」に

 オープンソースのSQLデータベースシステム「PostgreSQL」の開発チームは12月5日、Postgre SQLのバグ修正版を公開した。リリースされたのは9.1.2および9.0.6、8.4.10、8.3.17、8.2.23。8.2系についてはすでに終息段階となっており、今後のアップデートは計画されていない。

 本リリースではバージョン9.1に含まれていたバグ52件を修正したものとなる。information_schema.referential_constraintsビューにあるバグ、9.0で導入されたホットスタンバイ起動時にダウンするバグなどが修正された。クラッシュやデータの破損を防ぐ可能性のあるものに対応したほか、9.1で導入されたCREATE EXTENSIONをはじめ、複数の拡張モジュールにあるバグも修正されている。

 なお、8.2系はEnd of Life(EOL)段階になっており、今回リリースされた8.2.23が最後のリリースとなる。開発チームは8.3系以上にアップグレードするよう呼びかけている。PostgreSQLはWindowsおよびLinux、Mac OS X、FreeBSD、Solarisなどに対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。

PostgreSQL
http://www.postgresql.org/