オープンソースゲームエンジン「Aleph One 1.0」リリース、MarathonシリーズをWindows/Mac OS X/Linuxでプレイ可能
Aleph One開発チームは12月1日、FPSゲーム「Marathon 2: Durandal」のコードをベースとしたオープンソースのゲームエンジン「Aleph One 1.0」を公開した。ゲームデータも無償で公開されており、WindowsやMac OS X、LinuxでMarathon 2やMarathon Infinityなどをプレイできる。
Aleph Oneは、ゲームソフトメーカー米BungieがMac向けに開発した一人称視点シューティング(FPS)ゲーム「Marathon 2」のソースコードをベースとしたゲームエンジン。Marathon 2のほか、「Marathon」と「Marathon Infinity」、それらの修正版に対応する。Aleph Oneとこれらのゲームデータはすべて無料で配布されており、SourceForge.netなどからダウンロードできる。ライセンスはGPL 3。
OpenGLシェーダ、インターネットの協力プレイとマルチプレイヤーなどの機能が加わった。ゲームパッドやモダンなマウスにも対応し、改変のためのプラグインもサポートする。このほか、インターフェイスをさらに洗練させ、スクリプト言語Lua対応も強化した。
Aleph One 1.0およびそのエンジンを利用したMarathonおよびMarathon 2、Marathon InfinityはWindowsおよびMac OS X、Linuxで動作する。これらはSourceForgeのプロジェクトページより入手できる。
なお、AlephOneを日本語化した「Marathon JP」プロジェクトもある。こちらでは日本語版のMarathon 2 DrandalやMarathon Infinityなどが公開されており、SourceForge.JPのプロジェクトページでダウンロードできる。
Aleph One
http://marathon.sourceforge.net/
Marathon JPプロジェクト
http://sourceforge.jp/projects/marathon/