ユーザーが値段を決めるゲーム集「Humble Indie Bundle」、オープンソース化へ

 米Wolfire Gamesは5月11日、インディーズゲーム5本をセットにした「The Humble Indie Bundle」のうち4本をオープンソースとして公開することを発表した。すでに「Lugaru HD」はGNU GPLの下でコードを公開している。

 Humble Indie Bundleは、WindowsおよびMac OS X、Linuxで動くクロスプラットフォームのインディゲーム5本(Lugaru HD、「Aquaria」、「Gish」、「Penumbra Overture」、「World of Goo」)をセットにしたゲーム集。ユーザーが価格を自由に決めることができるというユニークな手法が話題となり、発売後8日間で12万7500人以上の人が購入、売り上げ金額は117万ドル以上に達したという。Wolfire Gamesではこのうち30%にあたる36万1667ドルを 非営利団体であるElectronic Frontier Foundation(EEF)およびChild’s Play Charityの2団体に寄付すると発表している。

 このHumble Indie Bundleの成功を受け、World of Goo以外の4本のゲームのソースコードが公開されることが決定された。すでにコードが公開されているLugaru HDは、「頭はウサギ、体は人間」というユニークな外見のキャラクターを操作する3Dアクションゲーム。残りの3本も準備が整い次第、コードを公開する予定だ。

米Wolfire Games
http://www.wolfire.com/