「FriendFeed」で使われているWebサーバーフレームワーク「Tornado 2.0」がリリース

 6月22日、Python向けWebサーバーフレームワーク「Tornado 2.0」が公開された。TornadoはFacebook発のオープンソースプロジェクトで、Facebookが2009年に傘下に収めたSNSサービス「FriendFeed」で利用されている。

 Tornadoは拡張性やノンブロッキング動作が特徴で、「リーズナブルな速度」で動作するという。ライセンスはApache License 2.0。

 Tornado 2.0ではPython 3.2に対応、デフォルトのAsyncHTTPClient実装がsimple_httpclientとなった。Python 2.5を利用する開発者向けに、curl_httpclientも継続して利用できるという。

 また、テンプレートの出力がデフォルトで自動エスケープとなった。これにより後方互換性が一部損なわれるため、前バージョンからアップグレードするアプリケーションは自動エスケープ機能をオフにするなどの作業が必要と警告している。

 Tornado 2.0はプロジェクトのWebサイトから入手できる。

Tornado
http://www.tornadoweb.org/