オープンソースのリアルタイムWeb解析/モニタリングツール「Snowfinch」
フィンランドのベンチャー企業Kisco Labsは5月24日、オープンソースのWeb解析ツール「Snowfinch」を発表した。「Ruby on Rails」と「MongoDB」をベースとしたもので、リアルタイムでのWebトラフィック分析が可能という。
Snowfinchは「過去のデータではなく、現在起こっていることを分析する」ことを目的とするのが特徴。ダッシュボードにあるテキスト入力スペースにURLを入力して追跡するWebサイトを指定すると、アクティブビジター、その日のページビュー、その日のユニークビジターの3つのデータを、数値とチャートにより表示する。データは1秒おきに更新される。
クエリベースおよびリファラベースの2種類のセンサーによるモニタリングも可能。クエリベースはキャンペーン測定などに適しており、リファラベースはソーシャルメディアからのトラフィック測定などに適しているという。
今後、地域別のビジター集計、期日を指定してのデータ表示、非同期データ収集などの機能を加える予定だ。
ライセンスはMIT Licenseを採用、Githubのプロジェクトページよりダウンロードできる。利用には、Ruby(バージョン1.9.2推奨)とMongoDBが必要。
フィンランドKisco Labs
http://kiskolabs.com/
Githubのプロジェクトページ
https://github.com/jcxplorer/snowfinch