豪Squiz、アクセス解析機能や検索システムを統合したオープンソースのCMS「Squiz Suite」を発表

 豪Squizは8月18日、オープンソースのコンテンツ管理スイート「Squiz Suite」を発表した。コンテンツ管理/分析機能や検索機能が統合されたCMSで、Webエクスペリエンスを包括的に管理できる。リリースは11月の予定。

 Squiz Suiteは「世界初のサポート付きオープンソースWebエクスペリエンス管理スイート」とのことで、コンテンツ管理システム(CMS)の「Squiz Matrix」およびコンテンツ編集・公開インターフェイス「Squiz CMS」、アクセス解析/コンテンツ最適化ツール「Squiz Analytics」、検索システム「Squiz Search」の4つで構成されるスイート。

 コンテンツのインライン編集やコンテキストヘルプ、強力なコラボレーション機能などを特徴とし、「Google Analytics」と連携したアクセス解析も可能という。検索エンジンには「Funnelback」を採用、精度の高い検索結果、文脈に沿ったナビゲーションを提供する。

 Squizは、Webコンテンツ管理/オンラインパブリッシュ技術をオープンソースで提供するベンダー。主力製品は、エンタープライズ向けのコンテンツ管理システム「MySource Matrix Open Source CMS」で、GPLなどのオープンソースライセンスでコードを公開し、サポートで収益を得るビジネスモデルを持つ。MySource Matrix Open Source CMSはオックスフォード大学やオーストラリア政府、英国選挙委員会などを含む世界中の企業で採用されているという。

豪Squiz
http://squiz.com.au/