FreeBSD 8.2-RELEASEとFreeBSD 7.4-RELEASE、同時にリリース

　FreeBSD Release Engineering Teamは2月24日、最新の安定板「FreeBSD 8.2-RELEASE」と「FreeBSD 7.4-RELEASE」を発表した。amd64、i386、ia64、pc98、powerpc、sparc64アーキテクチャに対応、FreeBSDのWebサイトより入手できる。

　8.2-RELEASEは8-STABLE系で3回目のリリースとなる。当初は1月にリリースされる予定だったが、遅れての公開となった。

　8.0で正式対応となったZFS（Zettabyte File System）では、amd64でのXen HVMサポートが加わり、またi386でのXen PVサポートも改善された。また、ZFSストレージプールのバージョンが15にアップデートされている。

　Intelのcore i5およびi7プロセッサで実装されているAESNI（Advanced Encryption Standard New Instructions）命令セットに対応するドライバが追加され、BINDは9.6-ESV-R3に、Open SSLは0.9.8qにアップデートされた。KDEはバージョン4.5.5に、GNOMEは2.32.1に、それぞれアップデートされている。

　開発チームは同日、7-STABLE系で最後のリリースとなるFreeBSD 7.4-RELEASEも公開した。

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