PDFCreator 1.2.0リリース

 pdfforgeは1月23日、オープンソースのPDF作成ソフトウェア「PDFCreator 1.2.0」をリリースした。出力形式として透過PNGが新たにサポートされたほか、Google ChromeやAdobe Reader Xなど優先度の低いプロセスからの印刷処理において発生していたバグが修正されている。

 PDFCreatorは仮想プリンタ型のWindows向けのPDF作成ソフトウェア。PDFCreatorをインストールすると同名の仮想プリンタが作成され、これを使用して印刷を行うことで印刷物をPDFなどのファイルとして出力できる。

 サポートする出力形式はPDFのほか、PNGやJPEG、TIFFなど。ActiveX/COMインターフェイス経由で外部からPDFCreatorの機能を利用することも可能となっている。なお、PDFCreatorは多言語対応が行われており、設定ダイアログから日本語言語パックをインストールできるが、現状ではこれを利用するとユーザーインターフェイスなどで文字化けが発生するという問題が残っている。

pdfforge
http://www.pdfforge.org/

PDFCreatorのダウンロード
http://sourceforge.jp/projects/pdfcreator/releases/