ASFとGoogle、「apache-extras.org」を発表。Apache関連プロジェクトをGoogleがホスティング
Apache Software Foundation(ASF)と米Googleは12月14日(米国時間)、「apache-extras.org」を発表した。Apacheが関連したプロジェクト専用のホスティングサービスで、プロジェクトを集積することでイノベーションを加速したい、としている。
apache-extras.orgは、Apacheが関連したプロジェクトやASFプロジェクトをベースとするプロジェクトの中で、正式にはASFのプロジェクトと認められていないものをホスティングするサービス。Google Code Project Hostingサービスの下に置かれる。
ASFプロジェクトとは異なり、ライセンスやプログラム管理プロセスに規定はなく、Apache License以外のライセンスでも利用できる。ASFでは、ASFのルールに従うことができない/従いたくないが、公式Apacheプロジェクトとの関連性を示したいプロジェクト向け、としている。プロジェクトを1つの場所に集めることで、プロジェクトのビジビリティを改善し、コミュニティの成長を加速させる狙い。
apache-extrasでスタートしたプロジェクトをその後ASFのプロジェクトとすることも可能だが、その場合は最初からApacheのIncubatorプロセスを検討するようアドバイスしている。
Apache Software Foundation(ASF)
http://www.apache.org
米Google
http://www.google.com
apache-extras.org
http://code.google.com/a/apache-extras.org/