Mozilla Labs、起動画面APIが追加された「Jetpack 0.7」リリース

 Mozilla Labsは12月23日、「Firefox」向け拡張機能プラットフォームの最新版「Jetpack 0.7」を公開した。主として安定性強化のリリースとなるが、最新のAPIも加わっている。

 JetpackはHTML、CSS、JavaScriptなどの標準的なWeb知識があれば拡張機能を作成できるプラットフォーム。

 最新版では、最新APIとして「First Run API」が追加された。Jetpack作者は同APIを利用して、自分のJetpackをインストールしたユーザーに最初に表示される画面を設定できる。HTMLまたはリモートURLを利用して、チュートリアル的なもの、ホームページにリンクを張る、情報リソースへのリンクを表示するなどの使い方が考えられるという。

 このほか、Jetpack対応拡張機能のデバッグが「Firebug」で行えるようになった。ステータスバー・ウィジェットの外観や設定機能なども強化したという。

 最新版はMozilla Labsのプロジェクトページよりダウンロードできる。

Mozilla Labs
http://mozillalabs.com/

Jetpackプロジェクトページ
http://mozillalabs.com/jetpack