「PostgreSQL」保護が加わったデータベース・ファイアウォール「GreenSQL 1.2」

 イスラエルGreenSQLは12月2日、オープンソースのデータベース用ファイアウォールの最新版「GreenSQL 1.2」を公開した。「MySQL」に加えて「PostgreSQL」にネイティブ対応、PostgreSQLを保護できる唯一のデータベースファイアウォールという。

 GreenSQLはアプリケーションとデータベースの両サーバー間のプロキシーとして動作してSQLコマンドを分析、SQLインジェクションや許可されていない変更からデータベースを保護するファイアウォールソフトウェア。

 最新版では、MySQLに加えてPostgreSQLも保護できるようになった。モニタリング用のグラフィックUIを導入、プロキシーの設定と修正が容易にできるほか、MySQLまたはPostgreSQLのセキュリティ設定、アラートの一元化、設定のバックアップと復元などの機能を利用できる。

 これまで「GreenSQL-Console」と「GreenSQL-FW」と分けてリリースされていたが、最新版では2つをマージした。設定中にConsoleをインストールするかどうかを選択できる。

 GreenSQLはまた、電子メールによるサポート、セキュリティシステムコンサルティングなどGreenSQLに関連した有償サービスを提供することも発表している。

 最新版は「CentOS 5.4」「Debian 5.0」「Fedora 12」「Ubuntu 8.10」「Ubuntu 9.04」に対応、GPLv2の下で公開している。

イスラエルGreenSQL
http://www.greensql.net/

「GreenSQL 1.2」ダウンロード
http://www.greensql.net/download