オープンソースサポートの米OpenLogic、「CentOS」サポートサービスを提供

 各種オープンソース技術の商用サービスを提供する米OpenLogicは12月1日(米国時間)、Linuxディストリビューション「CentOS」のサポートサービスを発表した。免責保証を含み価格は1サーバーあたり年間500ドル~。今後、他のLinuxディストリビューションにも拡大する計画だ。

 OpenLogicはオープンソース技術のサポートサービスを事業とする企業。社内の専門知識、オープンソース開発者コミュニティ「OpenLogic Expert Community」や提携企業とともにユーザーに商用サポートを提供する。Apache HTTP ServerやTomcatMySQLなど、500種類以上のオープンソース技術を対象としている。

 CentOSは、米Red Hatが無償で公開する「Red Hat Enterprise Linux」互換のディストリビューションで、「RHELクローン」などとも呼ばれるものの1つ。OpenLogicは今回、平日のみ12時間対応の「Silver Support」と24時間365日対応の「Gold Support」の2種類を提供する。SLAは前者が4時間以内対応で、後者が1時間以内対応。共に免責保証を含む。サーバー台数は1台または無制限から選択でき、サーバー1台あたりのCPUおよびソケットは無制限、仮想マシンはサーバー1台あたり最大5台まで含まれる。

 OpenLogicでは2010年以降、他のディストリビューションのサポートも提供する計画という。

米OpenLogic
http://www.openlogic.com/