会津若松市が冊子「オープンオフィスにしませんか?」公開

 福島県会津若松市は2009年7月13日、オープンソースのオフィススイートであるOpenOffice.org活用の取り組みを紹介した市民向け冊子「オープンオフィスにしませんか?-会津若松市が導入した無償オフィスソフト-」をWebサイトで公開した。ODF形式とPDF形式の2種類があり、自由にダウンロードできる。

 冊子は全28ページ(表紙含む)で、同市のOpenOffice.orgおよびODF文書の取り組みの意味や、これまでの取り組みのなかで得られたノウハウを、イラストや図版付きで分かりやすく解説した。ライセンスはクリエイティブコモンズを採用し、原著作者のクレジットを表示すれば、自由に複製・頒布できる。改変して二次著作物の作成も可能。

 同市は、2008年10月からPCで文書を作成する際はODF形式と定めており、現時点で庁内電子文書の約40%がODF化されているという。また、庁内で稼働する約840台のPCの全てにOpenOffice.orgをインストールしており、うち約230台にはオフィスソフトとしてはOpenOffice.orgのみが導入されているという。

オープンオフィスにしませんか?
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/ja/shisei/torikumi/ooo/shimin.htm

会津若松市
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/