夕張市選管が選挙業務向けにOpenOffice.orgを導入、アシストが支援
アシスト(本社:東京都千代田区)は2009年6月29日、同社のOpenOffice.orgのヘルプデスクと研修サービスが、北海道夕張市選挙管理委員会事務局に採用されたと発表した。同選管は、オープンソースソフトの活用でコスト抑制を目指す。
夕張市は、2007年3月から国の管理下で再建を目指す財政再建団体となっており、コスト抑制策の一環としてOpenOffice.orgを導入した。これまでは選挙のたびに、臨時スタッフの増員に伴ってPCの増設が必要となり、PC調達や工面のコストがかかっていたという。
今回、北海道内で行政手続きのオンライン化などを進める第3セクターHARP(本社:札幌市)が、民間企業が売却した中古PC 26台にLinux OS(Ubuntu)を導入して再生した。アシストは、このPCを有効活用できるよう支援サービスを提供する。
アシストは、これまでOpenOffice.orgの導入支援サービスを、一般企業のほか、福島県会津若松市や愛媛県四国中央市などの地方公共団体にも提供している。
夕張市
http://www.city.yubari.lg.jp/