米Ext、RIA開発用ライブラリ「Ext JS」「Ext GWT」の最新版をリリース

 米Ext JSは2009年4月15日(米国時間)、RIA開発用JavaScriptライブラリの最新版「Ext JS 3.0」と、Javaライブラリ最新版「Ext GWT 2.0」をリリースした。日本国内では販売代理店のイーエクスティ(Ext Japan、本社:東京都港区)がライセンスを販売するほか、テクニカルサポート、研修サービスを提供する。

 Ext JSは、Ajaxアプリケーションを構築するためのJavaScriptライブラリで、高機能でカスタマイズ可能なGUI部品や、オブジェクト指向プログラミングのデザインパターンに従った拡張可能なコンポーネントモデルなどが特徴。Ext GWTは、Ext JSと同様の機能をJava言語で実装した。いずれも商用ライセンスとGPL v3のデュアルライセンスで提供する。

 最新版では、前バージョンとの互換性を維持しながら、基本部分を書き換えて機能・速度の両面を大幅に改善した。主な新機能は、FLASHを利用したチャート機能、サーバ側プログラムとの連携を強化するためのRPC機能、柔軟なデザインを実現するためのCSS組み替え機能など。

 また、これに先立ち、Ext JS 3.0の基本部分を切り出した「Ext Core 3.0」を今月はじめオープンソースライセンスでリリースした。自由度の高いMITライセンスを採用。Ext Japanが日本語マニュアルを用意した。

Ext JS 3.0
http://extjs.co.jp/products/extjs/

Ext GWT 2.0
http://extjs.co.jp/products/gxt/

Ext Core 3.0
http://extjs.co.jp/products/extcore

イーエクスティ
http://extjs.co.jp/