米CollabNet、分散ソフトウェア開発管理「TeamForge 5.2」を発表

 米CollabNetは4月14日(米国時間)、分散ソフトウェア開発管理「CollabNet TeamForge 5.2」を発表した。「Subversion 1.5」を統合し、管理機能を強化した。SaaSとパッケージの2種類で提供する。

 TeamForge 5.2は、「CollabNet SourceForge Enterprise」の後継となるCollabNetの主力製品ライン。同社が出資するオープンソースのソフトウェア設定管理であるSubversionを中核とし、チームが分散環境で迅速にソフトウェア開発するのを支援する。

 最新版では、Subversion管理の強化、ラボ管理とクラウドプロビジョニング、「Hudson」統合などが特徴となる。

 Subversionでは、役割ベースの権限に基づきSubversionリポジトリを立ち上げ、閲覧や管理が可能。レポジトリアクセス権限を柔軟に設定できるという。

 新機能となるラボ管理により、プライベート/パブリックのクラウド向けに実装するアプリケーションを物理サーバーと仮想サーバーで構築・テストするようプロビジョニングしたり、プロフィールの定義や修正が可能となった。

 継続的インテグレーションHudsonをプラグイン経由で統合、ソフトウェア開発の速度と柔軟性を改善するという。CollabNetは同プラグインのコードをHudsonコミュニティに寄贈している。

米CollabNet
http://www.open.collab.net