メタバーズ、「OpenSim」を活用したコミュニケーション機能付き案内システム

 メタバーズ(本社:東京都世田谷区)は2009年4月1日、オープンソースの3D仮想空間ソフト「OpenSim」を活用したコミュニケーション機能付き案内システム「3Dコミュニケーションナビ・システム」の販売を開始した。

 公共施設や観光地での利用を想定したタッチパネル操作の案内システム。一般的な2D地図による案内システムに3Dビジュアル表現を加えて、直感的で分かりやすい案内を表示。お年寄りや車いすの人に、段差や道幅を分かりやすく伝えられるなどのメリットがある。

 また、ネットワーク接続することで、複数の端末やPC利用者との間で、文字や声を使ったコミュニケーションや映像配信ができる。これを利用すれば、公共施設の入口の案内端末と施設内の各窓口をつないだリアルタイム案内などが可能となる。インターネット経由の接続にも対応した。

 セカンドライフ用アクセス解析ツールの開発や、仮想空間関連の受託開発などを行うエイブル・シード(本社:金沢市)が開発した。第1弾として、金沢医科大学病院への納品が決まった。院内施設地図を3D案内するタッチパネル端末を設置する。

3Dコミュニケーションナビ・システム
http://www.metabirds.com/010/3d/3d_1/

メタバーズ
http://www.metabirds.com/

エイブル・シード
http://www.ableseed.co.jp/