3Di、3D仮想空間「OpenSim」対応ビューア技術をオープンソース化
3Di(本社:東京都渋谷区)は2009年9月30日、Webブラウザ上で3D空間を表示・操作できる「OpenSim」に対応したビューア技術をオープンソース化すると発表した。オープンソースプロジェクト「3Diビューア“Rei”」を立ち上げ、ダウンロード提供を開始した。
同社が開発・提供する商用版の仮想空間ビューア「3Di OpenViewer」のコア技術をオープンソース化した。Webページに仮想空間を埋め込み可能となり、より多くの人への“3Dインターネット”の普及が見込めるという。オープンソースの「OpenSim」や3Di提供の商用版「3Di OpenSim Enterprise」などの仮想空間サーバに対応する。
ライセンスはBSDライセンス。これまでオープンソースの仮想空間ビューアはGPLベースのものが中心で、より柔軟に利用できるBSDライセンスでの提供が望まれていたという。同社は、ビューア技術の標準化加速と、業界全体の活性化につながるとしている。
「3Diビューア“Rei”」
http://3di-rei.org
3Di
http://3di.jp/