エンバカデロ、Ruby/Rails向けIDE「3rdRail 2.0」日本語版発売

 エンバカデロ・テクノロジーズ(本社:東京都千代田区)は2009年1月20日、RubyおよびRuby on Railsに対応した統合開発環境(IDE)の最新バージョン「3rdRail 2.0」日本語版を発売した。Rails 2.1をサポートしたほか、プロファイルやデバッグの新機能を搭載した。定額の年間ライセンスを導入。価格は1年間1万8900円。

 「3rdRail」は、Ruby/Ruby on Railsの開発を効率化するための多くの支援機能を搭載。プロジェクト全ての相互依存関係を解析して表示する依存関係ビュー、開発者の作業文脈を理解して適切な候補を表示するインテリジェントコード補完、IDEとコンソールを統合したコマンダー、コード変更せずにアプリケーション構造を変更できるリファクタリングなどの機能を備える。

 最新版では、新たに高度なRuby CPUプロファイリング機能を提供する「R Optimizer」を搭載。また、Test::Unit、RSpec、Shouldaで作成された複数テスト/仕様セットをワンクリックで実行できる「ビジュアルテストランナー」、ユーザー定義可能な「Rubyソースコードフォーマッタ」などを追加した。

 同時に、Ruby開発に限定した廉価版IDE「TurboRuby」日本語版を発売した。3rdRailの生産性支援機能をRubyアプリケーションの開発に利用できる。ライセンス価格は1年間9450円。

3rdRail製品情報
http://www.codegear.com/jp/products/3rdrail/

TurboRuby製品情報
http://www.codegear.com/jp/products/turboruby/

エンバカデロ・テクノロジーズ
http://www.codegear.com/jp/