ネッツ、通信ミドルウェア「Sebrio」Solaris版を発売

 ネッツ(本社:東京都国分寺市)は、通信ミドルウェア「Sebrio」のSolaris版を2008年12月12日発売した。システム間・プロセス間通信に必要な機能をフル実装し、通信機能の開発コストを最大10分の1に削減できるという。ライセンス価格(2台まで利用可能)は29万8000円。

 主な機能は、システム内のプロセス間通信に利用できるメッセージ転送機能、独自メッセージング・キューシステムとMicrosoft Message Queue(MSMQ)にアクセスできるメッセージキュー機能、ファイル転送機能など。また、ログを記録するイベント通知機能、接続状態やシステム情報を通知する状態監視機能も備える。

 C、Visual C++、C#から呼び出せるAPIを装備。Perl、PHP、Ruby、UNIXシェルなど、コマンド実行が可能なスクリプト言語から呼び出すこともできる。従来製品であるWindows版、Linux版との間での異機種間通信にも対応する。同社はSolaris以外の商用UNIX向け製品も予定している。

Sebrio製品情報
http://sebrio.jp/

ネッツ
http://www.nets-web.co.jp/