テクマトリックス、ソースコード差分の自動解析サービス

 テクマトリックスは2009年9月10日、新規開発と既存のソースコードの差分を解析して、ソフトウェアの変更・改修時の影響範囲の調査・分析を自動化するサービス「ソフトウェア影響分析ソリューション」の販売を開始した。調査・分析作業を軽減して効果的なテストを支援する。

 C/C++、Java、.NET で開発された組み込みソフトウェアおよびパッケージソフトウェアが対象。バージョン管理ツールの差分情報をもとに、ソースコード解析ツール「Understand」で依存関係情報を抽出。コマンドライン実行機能を備えたアーキテクチャ分析ツール「Lattix」で分析する。

 従来の目視やgrepコマンドを多用した影響範囲調査と比べて、調査工数を約50%削減できるという。同社によると、ソフトウェア開発の約8割は、既存コードを流用した追加・派生開発で占められ、近年のソフトウェア規模の拡大と複雑化で、変更時の作業が大幅に増加しているという。

ソフトウェア影響分析ソリューション
http://www.techmatrix.co.jp/products/quality/lattix/qualityimprovement/impactamalisyssolution.html

テクマトリックス
http://www.techmatrix.co.jp/