エンバカデロ、Java、SQLデータベース最適化ツールの最新版

 エンバカデロ・テクノロジーズ(本社:東京都千代田区)は、最新のJavaプロファイリング/エラー検出ツール「J Optimizer 2009」と、SQLプロファイル/チューニングIDE「DB Optimizer 1.5」を2009年4月9日発売した。パフォーマンスを最適化し、アプリケーションやデータベースが本稼動する前の問題特定、稼働中の診断・修正ができる。

 「J Optimizer 2009」では、メモリやCPUの使用状況のプロファイル、リアルタイムのスレッド情報表示、コードのどの部分で実行されているかなどを特定する作業が、行レベルで詳細に確認できる。また、JDBC、JMS、JNDI、JSP、EJB、CCI、Webサービスレベルでパフォーマンスボトルネックを追跡する「Request Analyzer」も搭載した。価格は20万7900円から。

 「DB Optimizer 1.5」では、データベース管理者と開発者が簡単な操作でパフォーマンスの悪いSQLを素早く発見・診断・最適化して、データベースとアプリケーションのパフォーマンスを最大化できる。継続的なプロファイリング、マルチプラットフォームのフルサポート、改良されたGUI、Unicodeのフルサポートなどの機能を搭載した。25万2000円。

 また、データベース監視ツール「Embarcadero Performance Center」の最新版を2009年第2四半期にリリースする予定。メモリ、I/O、コネクション、領域、ネットワーク、オブジェクト、ユーザー、SQLコードなどのデータベースアクティビティのすべての面で24時間365日、監視・レポート。パフォーマンスに関する問題を特定できるという。

 なお、これら3製品はリリースと同時に、同社が提供するオンデマンドサービス「Embarcadero All-Access」でも利用できるようになる。

エンバカデロ・テクノロジーズ
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