日本情報化農業研究所、CMS「SOY CMS」にアプリ組み込み機能を追加

 日本情報化農業研究所(本社:京都市)は2008年9月29日、純国産オープンソースCMSの最新バージョン「SOY CMS 1.2.0」を公開した。プラグインとして開発するには規模の大きすぎるようなシステムを半独立アプリケーションとして組み込める仕組み「SOY App」を新たに実装した。

 サイト構成とコンテンツの分離を特徴とする汎用CMS。新バージョンでは「SOY App」によって機能追加が簡単にできるようになった。対応アプリとして、まず「お問い合わせフォーム作成・履歴管理システム」「メール一括配信システム」「掲示板作成システム」の3種類を開発した。

 これら対応アプリは、当面は問い合わせのあったユーザーにのみ配布し、一般公開は10月末ごろに行う予定。同社によると、SOY App開発向けのライセンスを現在検討中という。

 新バージョンではこのほか、サイト内リンクの自動生成機能の強化、管理画面デザインの視認性・操作性の向上、バグ修正などを行った。GPL ver.2と、ソースコード公開義務のない有償版の2種類のライセンスを採用する。有償版は5万2500円。

SOY CMS
http://www.soycms.net/

日本情報化農業研究所
http://www.n-i-agroinformatics.com/