米GNUveau Networksが遠隔地向けにLinuxを使った太陽電池式コンピュータネットワークを構築(動画)

 米GNUveau NetworksのScott Johnsonが太陽電池式のインターネット「ハブ」システム(Ubuntu GNU/Linuxで動作)を開発し、フロリダ州のデイトナビーチにある自宅で受注生産している。目標は電話も電気も使えない、回線の通じない場所でもコンピュータとインターネットを使えるようにすることだ。夢物語ではない。現実にSolarNetOneという装置が今もアフリカで稼動しており、ワイヤレス接続と「インターネットカフェ」によるネット利用を多数の人々に提供している。このシステムは既製品を使用しているが、Scottは12V駆動でより省電力なものに改良した。Scottが言うには、太陽電池式のコンピュータ装置では「消費電力が肝心」だそうだ。

ログ・ファイルをRAMに置いてシステム・パフォーマンスを改善する方法

 コンピューターの動作中はシステム・ログをRAMに置き、シャットダウン時にディスクにコピーするようにすれば、システムログ機能のあるノートパソコンあるいはモバイル機器のバッテリーやフラッシュ・ドライブの寿命を延ばすことができるだろう。その上、デーモンが突然30秒ごとにメッセージをsyslogに送り始め、ハードディスクが休まず回転し続けてバッテリーを浪費するといった状況に陥りにくくもなる。 Ramlog は、それを実現しようというプロジェクトだ。

NEC、データセンター省電力化ソリューションを体系化

 NECは2008年7月10日、IT機器の空調・電源設備の効率化による省電力化ソリューション「ITファシリティソリューションサービス」を体系化して販売開始した。新たに温度管理とモニタリングのソリューションを加え、新設の専任組織「REAL IT COOL推進センター」を通じて企業やデータセンター事業者に売り込む。

日本HP、「グリーンIT」に向けたデータセンターの省電力ソリューション第一弾

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2008年2月21日、データセンターの省電力化ソリューションを発表した。環境に配慮したIT化の取り組み「グリーンIT」の具体的な取り組みの第1弾で、水冷システム、直流電源モジュール、空調最適化ソリューションの3製品・ソリューション。同日、受注を開始した。