米Sun、Javaトラブルシューティングツール「VisualVM」を公開、JDKに同梱

 米Sun Microsystemsは7月8日(米国時間)、オープンソースのJavaトラブルシューティングツール「VisualVM 1.0」を公開した。専用サイトからダウンロードできる。Sunは同ツールを、「Java Development Kit(JDK) 6」の最新アップデートにも同梱する。

 VisualVMは、Java仮想マシン上のJavaアプリケーションのトラブルシューティング/プロファイリングを行う無料の視覚化ツール。GNU General Public License v2 with Classpath Exceptionライセンスの下、オープンソースとしてソースコードを公開した。

 コマンドラインJDKツール、メモリプロファイル機能などを統合、Javaアプリケーションに関する情報を収集し、モニタリング、スレッド監視などを行う。プラグインとして機能を追加することもできる。最新版では、モニタリングと性能分析などを強化したという。

 Sunは同ツールをJDK 6のUpdate 7に「Java VisualVM」として同梱、これにより、安定したツールとして利用できるという。

VisualVM
https://visualvm.dev.java.net

米Sun Microsystems
http://www.sun.com