米IBM、Mashup Center正式提供に向け、評価版ホスティングへ

 米IBMは6月5日(米国時間)、ビジネスユーザー向けのマッシュアップツール「IBM Mashup Center」を今年半ばに提供する計画を発表した。これに先立ち、数週間以内に専用Webサイトで同ツールのホスティングを開始、実験目的で利用できる場として提供する。

 Mashup Centerは、IBMが今年4月にベータ版としてリリースした企業向けマッシュアップツール。ビジネスユーザーはこれを利用して、Webサイト、フィード、表計算シート、電子メールなどのテキスト、アプリケーションなどの情報を組み合わせたマッシュアップをドラッグ&ドロップで構築できる。

 ビジネス対応を強化したウィジェットにより、技術ユーザーではないユーザーもすぐにマッシュアップを利用できる。ウィジェットやマッシュアップのカタログ、ウィジェットを構築する容易な開発環境、ウィジェットやマッシュアップ共有などの機能もある。

 今年半ばの正式版リリースに向け、IBMは数週間以内に「IBM Lotus Greenhouse」にて同ツールの無料トライアルのホスティングを開始する。ユーザーは安全な環境で同ツールを評価できるという。

米IBM
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