米Google、検索アプライアンス「Google Mini」をアップデート
米Googleは5月27日(米国時間)、中小規模企業(SMB)向けの検索アプライアンス「Google Mini」の機能強化を発表した。共有サーバーのサポート、検索の精度改善に加え、サポート言語を追加した。今回のアップグレードにより、共有ファイル検索、検索精度の改善、サポート言語の追加の3つが強化された。
共有ファイル検索では、従業員がサーバーに共有しているファイルをGoogle Miniが安全にクロールして、検索結果として提供する。これにより、迅速かつ安全に探している情報を入手できるという。
検索精度の改善は、「Source Biasing」「Date Biasing」の2つの新機能により実現する。Source Biasingは、URLなど情報源のパターンにより重要度を分析する。これにより、たとえば最初の草稿と公開されたドキュメントの2つがあった場合、公開されたものの重要度を高く評価するなどのことが実現する。Date Biasingは、ドキュメントの日付が新しいものの重要度を高く評価することで、精度を改善する。
言語では、ポーランド語、ギリシャ語、ハンガリー語などの欧州で使われている6言語のサポートを追加した。
これら新機能は、Google Miniのサポートサイトでダウンロード経由で提供する。
米Google
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