日立ソフト、複数のOSSを統合したソフト開発管理支援サービス「ManageFeed」

 日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は2008年5月19日、ソフトウェア開発に必要なプロジェクト管理システムを月単位でオンデマンド提供するサービス「ManageFeed」を開始した。複数のオープンソースソフトを採用し、同社が統合・連携させて提供する。

 更新情報管理の「Trac」、バージョン管理の「Subversion」、バグ管理の「Mantis」といった著名なオープンソースソフトを採用し、日立ソフトがシングルログイン機能や共通メニュー機能、情報更新時の連携機能などを付加した。開発管理に必要な「ポータル」「Wiki」「課題管理」「バグ管理」「変更・構成管理」「ダッシュボード」の各機能を備える。

 日立ソフトの開発環境オンデマンド提供サービス「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」上の付加サービスとして提供する。利用料金は初期費用2万1000円、月額5万2500円から(SecureOnlineの初期費用4万2000円から、月額4万5150円からが別途必要)。

 2008年9月末までに110プロジェクトでの採用を目指す。また、将来的にはオンデマンド以外の提供も検討していく。【鴨沢 浅葱/Infostand】

日立ソフトウェアエンジニアリング
http://hitachisoft.jp/