Linuxでデジタル写真を操る[4/24更新]
Pixelpostで行うフォトブログの独自作成
2008年03月28日
自分の撮影した写真を世界中に公開したいという場合、今ではFlickrやPicasaなどのサービスを使うのが一般的だ。しかしながらこの種の既製サービスに頼るのは嫌であり、写真の公開も自分が管理するサーバから行いたいというタイプの人間であれば Pixelpost を試してみるべきだろう。これはMySQL/PHPベースのアプリケーションであり、単にフォトブログを公開するだけでなく写真の掲載法について各種の調整を施すといった機能も備えている。またPixelpostの機能はアドオン形式での拡張が可能であり、使い方次第では基本的なフォトブログの枠組みを越えた本格的な写真公開用プラットフォームとして運用することもできるはずだ。
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ハウツー:写真にジオタグを追加する
2008年03月17日
必要最小限の機能しかないデジタルカメラでも、露出時間、絞り値、焦点距離、測光モードなど、写真についての様々な役立つ情報をEXIF形式で保存しておくことができる。そのようなEXIFのメタデータには、写真を撮った正確な位置を示す地理的座標を入れることもできるのだが、この機能をサポートしている市販のカメラはほとんどない。しかし Geotag ツールを使えば、高価なカメラやGPS受信機を持っていなくても地理情報(ジオタグ)を写真に追加することができる。Geotagは、ジオタグを複数の写真に手早くまとめて追加することができるなどの興味深い機能もある便利なユーティリティだ。
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ブレンド処理により写真の画質を向上させるEnfuse
2008年02月22日
風景を撮影する場合に同じアングルで露出を変えた一連の写真を撮っておくと、ハイライトと陰影のバランスの取れた1枚の写真に合成することが可能である。従来こうした処理を行うにはQtpfsguiなどのトーンマッピング型アプリケーションを使うのが主流であったが、トーンマッピングは処理終了までの時間が長く、使いこなしも難しく、不自然な結果を生じさせる場合もあるという欠点を有している。これらと対照的に、取り扱いが簡単で、処理も速く、得られる結果も優れているのが Enfuse という新規に登場したツールである。
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ぶれたりピントが外れたりした写真を修正する
2008年02月18日
風や振動や手の震えなどが原因で、ぼやけた写真を撮ってしまったという経験は誰にでもあるだろう。しかしこのデジタル時代には、もう絶望する必要はない ――ぼやけたりかすんだりした写真でも、撮ってしまった後に修正することができる。このような修正を行なうことができるツールはLinux用にも複数存在する。
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Linux版Picasaのバージョン2.7は見事な出来映え
2008年01月16日
Googleが提供する画像管理ソフトウェア Picasa のLinux版に新たなベータ版が登場した。今回のリリースでは、画像の閲覧、検索、独創的なエクスポートといった有力な機能が追加されている。まだ試していないなら、今がその好機だ。
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LinuxでPhoto CDをサポートする難しさ
2008年01月09日
写真の世界でファイル形式というとKodak独自規格のPhoto CD(.PCD)が名高く、かつてはフィルム・スキャンと言えばこの形式だった。しかし、今では、扱いの難しい遺物と化している。そのPCDイメージの復活をLinuxシステム上で試みたので報告する。それは、デジタル・アーカイブにおけるオープン・スタンダードの重要性を示す実例でもある。
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Kflickrを使って即座に写真をアップロードする
2007年06月07日
Webベースのインタフェースを使ってFlickrに写真をアップロードするのは面倒で、特にその枚数が何十枚にも及ぶときはなおさらだ。しかし、LinuxユーザにはKflickrというもっとよい方法がある。Kflickrは、Flickrに写真をアップロードするための簡単なアプリケーションで、これを使えば家族の写真をすぐにでもインターネットに公開できる。
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写真補正ソフトLightZone――Linux版については無料で利用可能
2007年02月16日
Light Craftsの主力製品であるRAW写真コンバータソフトLightZoneは、 Windows版、Mac OS X版、Linux版の3つのバージョンで提供されているが、そうしたリリース態勢自体は特別珍しいことでもないだろう。ところがLightZoneの場合、Windows版およびMac OS X版は数百ドルの価格設定がされているのに対し、Linux版については掛け値なしの無料提供がされているのだ。しかも機能および操作性という観点から見ても、LightZoneというツールは高額な競合ソフトの多くを凌駕しているのである。
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Linux用各種フォト管理アプリケーションの比較
2006年12月28日
デジタル写真を修正する場合、専用の画像エディタを使えばまずは間違いないはずだが、たいていのユーザが必要としているのは簡単な補正機能だけでしかない。また実際の作業において一番時間を食うのは、写真ファイルの管理や分類、あるいは必要とする画像の検索などの雑務なのである。そうした作業を Linux上で行う場合、その他の例に漏れず、利用可能なアプリケーションとしては様々な選択肢が存在している。ここではメジャーなフォト管理アプリケーションをいくつか取り上げ、それらの長所と短所を見比べることにしよう。
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堅牢な画像コンバータとして期待されるRaw Therapee 1.1
2006年11月28日
Raw Therapeeは、Gábor Horváth氏が独力で開発したフリーのRAW画像コンバータアプリケーションである。しばらくはWindowsでしか利用できなかったが、10月11日にHorváth氏はLinux用のビルドを初めてリリースした。UFRawなど他のグラフィカルなRAWコンバータに慣れ親しんでいるなら、Raw Therapeeも難なく使いこなせるだろう。
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LinuxでRAW画像ファイルを処理する
2006年09月25日
最近のデジタルカメラ画像について語るとき、周りの人々に自分をプロフェッショナルらしく見せる一番簡単な方法は、RAWファイルコンバータの欠如について不平を言うことである。「プロレベル」のデジタルカメラと一般コンシューマ向けの製品との差は画像をJPEGやTIFFではなくRAWフォーマットで保存できる機能にあるのだが、自分のカメラの仕様に率直に言及するのではなく、深いため息をつき、美しい作品を的確に編集できる申し分のないソフトウェアがなかなか見つからないことを嘆けばいいのだ。本稿では、Linuxとオープンソースソフトウェアを利用してRAWフォーマットの画像を処理する方法を説明しよう。
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