サン、「Sun Java System」にソケット単位のサブスクリプション料金体系を追加

 サン・マイクロシステムズは2008年2月12日、ネットワーク基盤製品群「Sun Java System」ファミリにCPUソケット単位のサブスクリプション料金体系を追加した。対象はWebサービス関連の基盤ソフト6製品で、従来の永続型ライセンス料金に比べて、初年度投資を約70%削減できるという。

 低額で年単位のソフトウェア使用権とサポートを提供するもので、不確定要素の高いサービスの開始初年度のリスクを下げ、ビジネスのスモールスタートも可能になるという。一般的なサポートの「スタンダードサポートレベル」と、24時間サポートの「プレミアムサポートレベル」を用意、使い方に応じて選択できる。

 対象は、「Sun Java System Application Server」「Sun Java System Application Server with HADB」「Sun Java System Message Queue」「Sun Java System Portal Server」「Sun Java System Web Server」「Sun Java System Web Proxy Server」の6製品。

 参考価格(税別)は、例えばSun Java System Application Server(4ソケット)の場合、スタンダードサポート付きが年間62万6400円。5年間では313万2000円となり、永続ライセンス+サポートの423万2720円より安くなる。なお、プレミアムサポート付きは同93万9600円。5年間で469万8000円となり、永続ライセンス+サポートの462万8900円より、やや高くなる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

サン・マイクロシステムズ
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