サン、アプリケーションサーバ「Sun Java System Application Server 9.1マルチリンガル版」を提供開始

 サン・マイクロシステムズは2007年10月30日、Java EE 5対応のアプリケーションサーバ「Sun Java System Application Server 9.1 マルチリンガル版」のダウンロード提供を開始した。オープンソースの「GlassFish V2」をベースにした製品で、開発目的、運用目的を問わず無償で利用できる。

 米Sunが9月17日(米国時間)に発表した「Sun Java System Application Server 9.1」を、日本語を含むマルチリンガル対応にした製品。Platform Editionに対して、エンタープライズレベルでの利用に不可欠なクラスタリング機能や管理機能を強化し、クラス最高レベルのパフォーマンスを提供するという。

 オープンソースの統合開発環境「NetBeans 5.5.1」が利用でき、「NetBeans 6.0 beta」との統合利用も可能。対応OSはSolaris、Red Hat Linux、Windows。

 サポートが必要な場合は、サンが、別途有償ライセンスとサポートサービスを提供する。ライセンスはCPUコア数に関係なく、1ライセンスで最大4ソケットまで利用可能。価格は、ライセンス225万2000円、サポート(Standard)39万7800円。また、高可用データベース機能を利用する場合は別途、ライセンスには113万4000円、サポートには19万9800円が必要。【鴨沢 浅葱/Infostand】

サン・マイクロシステムズ
http://jp.sun.com/

Sun Java System Application Server
http://jp.sun.com/products/software/javasystem/applicationserver/