トリップワイヤ、仮想化に対応した変更監視ソリューション
トリップワイヤ・ジャパン(本社:東京都文京区)は2008年1月23日、仮想環境に対応した変更監視ソリューション「Tripwire Enterprise 7 日本語版」を発表、同日から受注を開始した。2月1日出荷。ITシステム全般に加えられた変更を検知し、システムの整合性やプロセスの有効性を保証する製品の最新バージョン。
「Tripwire Enterprise」は、マルチベンダー環境のさまざまなサーバやデータベース、ネットワーク機器に対する変更を監視し、計画・承認された変更かとうかを評価して詳細なレポートを作成する。セキュリティの強化やコンプライアンスの証明、人為ミスの回避などが可能で、IT全般統制を実現するという。
最新版では、VMwareおよびSolarisの仮想環境で稼働しているシステムの変更を検知できるようになった。また、Windows環境では従来のスケジュールベースの変更検知のほか、リアルタイム検知機能を追加。このほか、システム全般にわたるコンフィグレーション監査および自動リカバリ、他社製統合監視ツールとの連携、GUIの強化などを行った。
価格は、監視サーバ「Server」が194万2500円、エージェントソフト「FS」「DB」「DS」「ND」が6万480円~47万400円(監視対象により異なる)。【鴨沢 浅葱/Infostand】
トリップワイヤ・ジャパン
http://www.tripwire.co.jp/