KCCS、設定監査システム「Ecora Auditor Pro.」にVMware管理モジュールを追加

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS、本社:京都市)は2008年2月22日、企業向けコンフィグレーション監査システム「Ecora Auditor Pro.」に管理モジュール「VMware ESX Server 3.0管理モジュール日本語対応版」を追加した。Ecora Auditor Pro.に標準搭載して、同日、提供を開始した。

 米Ecora Softwareが開発したマルチプラットフォームの設定監査ツール。エージェントレスで、OSやミドルウェアなど企業システムの設定情報を収集し、適正な状態にあるかをレポート。システム環境の管理・運用を簡素化する。

 この管理モジュールの追加によって、新たにVMware ESX Serverのセキュリティ設定、仮想化環境のパーミッション設定などの設定情報をリモートから管理可能となった。

 新管理モジュールを追加したEcora Auditor Pro.の価格は、永久ライセンスが監視対象サーバ1台あたり25万7250円、年間保守料5万1450円。月額ライセンスが同3万1500円、10台あたり28万3500円、100台あたり252万円。仮想環境では仮想OS単位でライセンスが必要となる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

京セラコミュニケーションシステム
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