日本HP、最新Itaniumプロセッサを最大8コア搭載可能なブレードサーバ

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2008年2月25日、最新デュアルプロセッサ「Itanium 9100番台」を最大4基(8コア)搭載可能なブレードサーバ「HP Integrity BL870cサーバブレード」を発表した。省スペース・省電力で「グリーンIT」を推進する。Itanium 9120N(1.42GHz)1基(2コア)搭載の最小構成価格は260万7150円から。

 同等クラスのラックマウントサーバ(HP Integrity rx6600)と比較して最大25%消費電力を削減。また、一般的な42Uラックに最大16台まで搭載でき、rx6600比で2.6倍のスペース効率となる。x86搭載のProLiantブレードと同一エンクロージャ内での混在も可能。

 高可用性を確保しながらリソースを動的に配分して柔軟なシステム構成にできる仮想化技術「HP Integrity Virtual Machines」に対応した。HP-UX、Windows、LinuxなどのマルチOS環境をサポートする。【鴨沢 浅葱/Infostand】

日本ヒューレット・パッカード
http://www.hp.com/jp/